人前で泣きたくない、でも泣いちゃう…
(動物)病院らしいお別れの場面に遭遇したのは一度だけだったの
動物病院に限らず、病院と言えば少なからず遭遇するのがお別れの場面ニャ…
ワタシは手術や入院がなかったから、おうちで死ねた訳だけれど(6 ̄  ̄)
パピに体の位置を入れ替えてもらって、マミに手を握ってもらって…
ワタシが死んじゃった時は、パピもマミも泣いてたの。
男の人は泣いちゃいけないらしいけど、パピも泣いてのニャ!
そういう意味ではおうちの方がいいね。
だって、泣いてもよその人に見られないから。
でも、動物病院でお別れすることになる人もいるの。
ワタシの通院でお別れしてる家族に遭遇したのは一度だけだった、かな?
一ヶ月とちょっとの間毎日通院していて、ひと家族。
だから、逆にとても印象に残ってる。
その家族のペットは犬だった。
種類までは分からない(見えなかった)。
ワタシたちが待合室で待ってると、キャリーケースも何も持たない親子連れ?が待合室に座ったの。
しかも、ちょっとしんみりしたような神妙な面持ち。
診察室の隣にある手術室?には珍しく灯りがついてた。
そして、一人の看護婦さんが手術室と診察室を行ったり来たりしてたの。
で、診察が終わって、次はワタシの番ニャ〜と思ったら、
何故か、そのキャリーケースも何も持たずにしんみり待ってる親子が呼ばれてった。
診察室じゃなくて、手術室の方。
直ぐにすすり泣くような声が聞こえてきた。
あ、ちなみに、中にいた犬は死んでないよ。
ただ、もう長くないとか手の施しようがないとか、そういう感じだったんだと思う。
ワンちゃんとお別れしたい人がいれば(翌日でも?)連れてきて下さいみたいなことだった気がする。
その翌日にはもう一人、男の人が増えて三人で病院に来てた。
ワタシは毎日通院してたから、嫌でも見ちゃうのニャ。
今度は手術室じゃなく、お泊まりや預かりのペットがいる部屋?に呼ばれてた。
そこにあるケージのひとつを開けて、家族三人で泣いてた。
見てるのはつらい…
マミは(心弱いから)そっぽ向いてた。
多分だけど、(まだ)どうにか息はしてるって状態だったんだと思う。
病院で先生や看護婦さんのいるところで泣きながらお別れするのはつらいよね。
家族だけだって泣いてるとこ見られるのなんて嫌ニャのに、
家族以外の冷静な立場の人がいるとこで泣きじゃくりにくいよね!
最初の日に手術室で先生に話を聞いてた時も、
何か他に方法はないんですかとか、
別の病院に連れて行っていいですかとか、
どうにかして生かしてあげたいというのがすごく伝わってきたの。
別の病院に連れて行っても構わないけど、
その時の状態で動かすのは危険?だとか、先生は言ってた気がする。
そこはすごくちゃんとした病院だし、
多分、家族の人はどうにもならないと分かってても、
何か、どうにかできる方法があるんじゃないかと思って聞いたと思うの。
ワタシもよそできちんと診断してもらえなくて二軒目に行った病院だったし。
どうもパピが見た感じではまだ子犬?っぽかったって。
何の病気かは分からないけど、子犬のうちに死んじゃうのは余計悲しいニャ…
そんな泣きじゃくる家族の姿を見たら、
ワタシもまだまだ死ぬわけにはいかニャい!!!と心に強く思ったニャ。
ま、そう思っただけで、結局は病気に勝てず死んじゃった訳だけど~(=^‥^A
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コメント一覧
自分がたたの診察で動物病院へ行っても、そういう場面に遭遇するとドキドキします。
でも、そういう機会のおかげで、猫の健康について再認識できるということもありますね。