猫の腎不全でオシッコが出なくなってから(パピが泣いた日)〜腎不全猫の最期(3)

マミがevernoteにメモを取らなくなった

【10/19】

朝起きて、ワタシがオシッコしてないのを
《ガックリ》と言うよりも《やっぱり出てないか》という悲しげな表情で確認するパピとマミ

マミは朝の挨拶に撫で撫でしてスリスリしてくれた。

でも、手も足もパンパンに腫れてて気持ち悪いし
辛くてイラっときたものだから、ついマミのお手々を噛んじゃった…

マミはしょんぼりしてたけど、いつもと同じように動物病院へ向かう。

腎不全になって以来の日課で、
通院時にタクシーから降りて2分くらい歩く間、
猫バッグから顔を出して外の空気や日差しを満喫してた。

それがワタシの楽しみだったんだけど、もう起き上がれニャい…

病院へ着いても待合室で、ただグッタリとして順番を待つだけ。

診察で呼ばれると、体重は点滴やお水の分増えてた

「まだオシッコは出ませんか?」
「はい、まだ出ません…」

先生がお腹を触って、オシッコがどのくらい作られてるか
(膀胱に溜まってるか)見てくれたけど、前日と変わってない。

だから点滴は無しになって、
昨夜と同じように利尿剤だけ筋肉注射してくれた

吸収出来てない点滴の残りで、もう手も足もパンパン、
いま出来るのは利尿剤の筋肉注射だけ。

この日、診察が終わって診察室を出る直前、
パピは唐突に先生に質問した。

オシッコ出なくなって、何日くらい持ちますか?

診察室を出かけてたマミも、
まるで猫みたいに耳を後ろに集中させてた。

「僕が昔飼ってた猫がまるちゃんとまるっきり同じ症状だったんですけど、
自分で動けなくなってから2〜3日でした

マミは、この日からevernoteにワタシの介護メモを付けなくなった…

家に帰るとパピとマミはワタシのそばに来ては
ワタシを撫でたり、好きだよと言ってくれたりする。

そして、床ずれしないようたまに向きを変えてくれる。

大好きなパピが隣に来てくれても首も動かせない。

それだって、パピは何度もワタシにお水を飲ませてくれて、
いっぱい撫で撫でしてくれる。

かなり良くなってたお目々が、また真っ黒になっちゃった。

まばたきもほとんどできなくて、パピとマミが時々上まぶたを動かしてくれた。
そうすると下まぶたが動くこともあるの。

ワタシに噛まれてしょんぼりのマミに代わって、
パピは沢山撫で撫でしてくれた。

すごく落ち着いたころ、パピは用があって2時間ちょっと近所へお出掛けした。

腎不全でオシッコが出なくなって丸三日

マミは、パピが外出してワタシと二人きりになると、ワタシのそばへ来たよ。

そして、手足はパンパンなのにげっそりした顔をじーっと見つめてたかと思ったら、めそめそと泣き始めちゃった…

腎不全で死ぬ半日前のげっそりした顔写真だけど、マミがまたショックを受けるといけないから線画にしてある。マミを泣かしてしまったワタシのげっそりしたお顔(マミがまたショックを受けると可哀想なので線画にしてあるけど、クリックで普通の写真が見られます)

腎不全で死ぬ半日前のげっそりしてるワタシの顔(マミがまたショックを受けると可哀想なので線画にしてあるけど、クリックで普通の写真が見られるよ)

マミ、心配かけてゴメンね。
でも、泣かないで!

しばらくするとマミは、ワタシが目が見えないからなのか、
自分で作った歌を歌い始める。

♪今日も明日もまるが好き〜
 毎日毎日まるが好き〜
♪パパもママもまるが好き〜
 世界で一番まるが好き〜

同じ歌を何十回でも歌ってくれるの!
パピが帰ってくるまで、マミはワタシのそばでお歌を歌ってくれた。

そして、いっぱい撫で撫でしてスリスリしてくれたの。

家事をするのに少し離れる時は、
ワタシに聞こえるように大きな声で歌ってくれたよ。

マミがお歌うたってくれるなんて、すっごく久しぶり…

けど、そうこうしている間に、
ワタシのオシッコが出なくなってから、とうとう丸三日が経ってしまった…
オシッコどころか、ウンチだって、昨日の午後、ほんの2滴出たきり。

猫が大好きなマタタビのお香(キャットインセンス)夕方、パピがメール便片手に帰ってきた。
中身は、ワタシの為にと買ってくれたマタタビのお香。

マミがマタタビのお香を焚いてくれて、とってもいい匂いだった。

けど…もうただただ寝てるだけ、
お水も上手に飲み込めニャい。

それでも、パピとマミがこれでもかって撫で撫でしたり、
話しかけたりお歌を歌ってくれたりして気分が良くなったせいか、
さっきの写真みたいなゲッソリではなくなったの!

マミもパピもワタシの表情が少し和らいで安心してくれたよ。

けど、この日は夜、利尿剤を筋肉注射しに病院へ行くのは止めた。

もう注射が効いてないのは明らかだし、
通院も筋肉注射もワタシにとっては更なる苦痛でしかない
と思ったのニャ

この日の夜は、婆ちゃんがワタシを心配して、
スナック「まる」へ遊びに来てくれた!

まだ時間的にはスナック営業前だったけど、
大事なお客さんだから夕飯をご馳走してあげたのニャ♪

スナック「まる」はいいお店なの。

婆ちゃんは「まる元気出して!」と何度も言いながら撫でてくれた。
そして、自分がいつもしてる健康祈願?の数珠をワタシの手に掛けたりしてた。

挙げ句には「まるの可愛い顔写真撮らせて!」なんて、
病気で弱り切ってるワタシの写真を撮りたがる。

マミが「今はげっそりしてるから、可愛くは撮れないよ」と言っても、
婆ちゃんは自分のガラケーを出して「撮って、撮って!」とせがむ。

マミは仕方なしに2枚くらい、
ワタシの顔をUPで写真に収めてあげた。

そうこうして、婆ちゃんは1時間半くらいして帰って行った。

この日も、パピとマミはスナック「まる」で飲んだ。
スナック「まる」営業開始して以来、一日も休み無し!

本当はお休みしないと駄目な日があったの。

パピは持病で通院があって、
事前に血液検査をするから、その前日はお酒を飲んじゃいけないの!

けど、パピもマミも色々不安だったり寂しかったりで、
クタクタなのに飲まないといられないんだって。

今日は駄目だから明日、今日も駄目だから明日…と延期して、
最終的には「ちょっと、今は無理だ! 診察を来月に延ばしてもらうわ」という事になった。

おかげで、スナック「まる」は毎日営業〜〜〜

ただこの日はマミがワタシの近くがイイと言って、
いつものカウンターテーブルからベッド脇へ来て飲んでたの。

パピは(カウンターテーブルでも)ワタシが見える位置だから、そのまま。

ベッド脇にワタシの階段替わりに置いてある低反発のクッションに、マミは座った。

そして、ワタシを撫で撫でしながら、
ヒストリーチャンネルを付けてパピとお話しながら飲んでた。

パピもマミも、ここ数日は激しく疲れ切ってた。
オシッコが出てないことへの不安と心配で
いつも以上にヘトヘトだったみたい

だから、ちょっと早めにネンネしてた。
1時過ぎくらい、だったかニャ?
マミはワタシの隣へ来た。

向きを変えてもらって、お水を飲ませてもらって、
撫で撫でされて…好きだよ〜♪とスリスリされて、
それからマミはワタシのお手々を握って寝た。

パピも少しして、ベッドの奥で寝たの。

向きを変えてくれる直前のワタシ、点滴の残りが4本の手足にあって、体とのバランスが不自然なくらいに巨大化してる。

向きを変えてもらう直前のワタシ、点滴の残りが4本の手足にあって、体とのバランスが不自然なくらいに巨大化してる。(念のために線画にしてるけどクリックで加工してない普通の写真が見られます)

パピが泣いた日

ワタシは夜中に気持ち悪くなって、
またオエッオエッてなった。

吐けるものも何もなくて、
ただ口の端っこにあぶくみたいな唾が溜まった

ワタシが苦しくて動くものだから、
手をつないだままのマミが気付いて起きた。

口の周りをキレイに拭いてくれて、
お水を飲ませようとしてくれた。

ほとんど飲めてなかったけど、
口の中の気持ち悪いのが取れるだけでもさっぱりするからね、とマミは言ってた。

マミはパピを起こすか悩んだみたいだけど、
ワタシの体勢を変えたくてパピを起こした。
(パピの方が上手に体勢を変えられてワタシの負担が軽いから)

パピに向きを変えてもらって、でもまた気持ち悪くなった

苦しくて、前足の先をギュって握っちゃうくらい。
それを見て、マミはお手々をつないでくれた。

苦しいのが少し収まったらお水を飲ませようと、
パピはシリンジにお水を入れて準備してた。

ワタシは苦しいニャ! と口を開けた。
その後、あまりに辛くて声が出た

でも、でも、それが最後。

パピはお水を飲ませようとワタシを見て、
首から胸のところが動いてないのに気付いたよ。

「まるが死んじゃった」

そう言いながら、パピは泣いてた。

マミは信じられないのか、ワタシの胸に耳を当てたりしてた。

ワタシの大好きな、
世界で一番大好きなパピが泣いてた。

「まる、お疲れ様…ありがとう♪」って言いながら、泣いてた。

パピ、ごめんなさい…
パピが大好きなの、だから泣かないで!

パピとマミが二人一緒に泣いてた。

でも「3時45分、くらいかな…」
そう言ってパピは泣くのを止めたの。

マミが心配だから。

「まるの目を閉じてあげたいけど、どうしたらいいの?」

パピはPCで調べようとしたけど、
手が震えて調べるのを諦めてた。

二人で代わる代わる、ワタシのまぶたを抑えようとしてた。

とにかく、このまま電気毛布の上に寝かしておいたらマズイよねと、
ベッドの奥にあるソファへクッションとペットシーツを敷いて、その上にワタシを移動した。

二人とも本当に疲れ果ててた。
マミはソファに寝かされたワタシと手をつなぐと寝てしまった。

二度目にオシッコが出なくなって三日と半分、84時間。
これがワタシの限界だったの。

パピ、マミごめんね。
でも、ワタシ結構頑張ったでしょう?

猫の腎不全でオシッコが出なくなってから〜腎不全猫の最期(1)
猫の腎不全でオシッコが出なくなってから〜腎不全猫の最期(2)
パピ、マミとお別した日〜腎不全猫の最期(4)



猫の腎不全でオシッコが出なくなってから〜腎不全猫の最期(2)

猫の腎不全でオシッコが出ないのは、危険信号ニャの

【10/18】

パピとマミはワタシが腎不全になってからも、
毎朝起きると必ず「まる、おはよう♪」と声をかけてくれる。

おはようと言いつつ、ペットシーツの下を見るも、
やっぱりオシッコは出てない。
オシッコが出なくなって40時間以上が経ったの

けど朝から食欲はあって、一般食の缶詰を一口食べられたの。

例の如くでご飯を食べたんだからお水も飲んで〜と、
朝からお水を三回飲まされた。
この日は、昨日から合計で40回(40ml)お水を飲まされたよ。

パピは最近、朝起きると半分習慣化したように、
朝、ワタシのお目々の検査をしてくれる。

黒目が大きく広がってほとんど見えなくなってるワタシの目。
でも、この日は黒目の周りの黄色い部分、
人間で言う白目の部分(光彩)がいつもよりだいぶ大きく戻っていたみたい。

⇒私の目が見えなくなった話は『マミ心配しないで! 目が見えなくてもおヒゲがあるよ(=゚-゚)ノ』を見てね。

パピは大喜びでママに報告してた。
「(マミ)ちゃん!まるの白目が大きくなってるよ?」

「昨日もそう言ってたけど、全然変わってなかったよ」
マミは半信半疑ながら、ワタシのお目々を見てくれる。
「あれ???」

毎日見ていても気付くくらいに、光彩が大きく戻ってたみたい。
オシッコも出てない、ご飯も食べない、お水も自分で飲めない、点滴も吸収しない、ベッドでポジション変えるのも辛い…良い材料が何一つない中での、明るい話題ニャの

目の方は、黒目が大きくなってから一日半くらいして、
目が見えてないかも?と気付いてくれた。

それで直ぐに先生に血圧を下げるお薬をもらって飲んでた。
血圧を下げるお薬を飲み始めて8日目にして、
光彩が見て分かる程度に回復してきたの!

マミは調子ぶっこいて、動物病院へ出かける前に
(猫バッグへ入れる直前)パピに抱っこされるワタシの写真を撮ってたよ。

オシッコが出なくなって40時間、元気はないけど、大好きなパピに抱っこされてるワタシ

オシッコが出なくなって40時間、毎朝の点滴通院前に(元気はないけど)大好きなパピに抱っこされてるワタシ

それでも、丸一日以上オシッコが出て無いことに変わりはニャい

マミとパピは静脈点滴をする覚悟を決めて病院へ出かけた。
お金も、いつもより多めに持っていったの。

腎不全でオシッコが出なくなって丸二日

最後のオシッコ以降、点滴が吸収出来てないみたい。
一昨日の点滴は最後のオシッコ前に大体吸収された。

でも、昨日の点滴はまるで吸収されて無くて、体重だけが増えた。
手も足も四本とも巨大化して、また熊の子みたいになっちゃったの。

マミ達は静脈点滴に変えてもらうつもりだったけど、
まずは今入ってる点滴が出て行かないと静脈点滴は厳しいみたい。

点滴は前日と同じ200ml、
ただ利尿剤は少しでも効くように静脈注射で入れてくれた

オシッコの出が悪い時用に利尿剤の飲み薬も処方してくれた。

おうちに帰るとまずお水を飲まされて、ご飯も一口食べた。

しかーし!
ここへ来て、まさかの腎臓食( ̄ェ ̄;) エッ?
ロイヤルカナンの腎臓サポート(パウチ)フィッシュテイスト。

マミ曰く、
最近美味しいものや人間の食べ物ばかりだったけど、
それしか食べなくなっちゃうと、この後の療養生活で困ったことになるから
って。

普通、こういう状況なら好きなものや特別美味しいものをくれるよね?

帰宅して2時間ちょっと、
オシッコもウンチもしてないのに、ベッドの上で気持ち悪くなった

オシッコやウンチの時は力が入るから
どうしてもその直後に吐きやすくなるニャ

けど、今回はただ寝てただけ
なのに、突然オエッオエッてなった

オエッオエッてなって、何も吐かないけど、
口の端っこにあぶくっぽい唾が溜まる感じ。
30分以上ずっと吐き気がして止まらなかった。

ワタシの手足はパンパンでベッドの上でも滑ってしまい、
落ち着いて座れるポジションがなかなか見つけられない

ちょうどマミが一緒にお昼寝してきたので、
マミのお手々の上に前足をかけると収まりが良くなった。

マミは疲れ切っててお昼寝してた。
そのほんの30分くらいのお昼寝で、マミは5〜6回夢見たんだって。

しかも全部、ワタシがオシッコをする夢。
なかなか夢のようには行かないのが現実ニャけどね…

少しゆっくりできたからか、トイレに行きたくなった。
ワタシが動くとマミは起きてきて
「トイレ行きたいの?」と連れて行ってくれた。

でも、ほんの一滴、ウンチの汁が出ただけ。
そして、やっぱり気持ち悪くなって、あぶくっぽい唾が出た

ベッドに戻る為にトイレから出ようとするけどよろめいて、そのまま倒れちゃった。
何しろ体力はどんどん衰えてくのに、
吸収しない点滴が体中に残ってて、体が真ん丸だったからね。

ワタシの体がパンパン過ぎて、マミが呼ぶところのお布団(タオルハンカチ)がお布団でなくなってるの。

ワタシの体がパンパン過ぎて、マミが呼ぶところのお布団(タオルハンカチ)がお布団でなくなってるの(自分の力で香箱組めたのは、これが最後にニャってしまった)。

後から思えば、自分で動けたのはこれが最後だった。

トイレから出ようとしてベシャっと倒れただけだけど。
マミは倒れたワタシを抱っこしてベッドへ戻してくれた。

マミはお布団を見て、お布団の上にも一滴ウンチが漏れてるのに気付いた。
マミと一緒にお昼寝してる時に漏れちゃったのかな。

15時半過ぎだった。
オシッコが出なくなってから、もう丸二日経とうとしてた

その後もオシッコを出させようと、
ちょこちょことお水を飲ませてくれた。

でも、オシッコが出ないまま夜になって、マミは動物病院へ電話した。

「オシッコがまだ出てないんですけど。連れて行った方がいいですか?」

お薬を飲ませられるなら飲ませてもいいし、
グッタリして飲ませられないようなら連れてきてもいいですよ、って。

やっぱりこう言う大事なことは
お父さん、お母さんが最終判断するようになってるの。

思えば…最初に腎不全と診断される前も、
3日くらいオシッコが出ない状態だった。

その時は生まれて初めての利尿剤がよく効いて
オシッコが出るようになったけど、
今は毎日利尿剤を打って慣れちゃってるし、
食事も摂れない、お水も自分で飲めない状況が一ヶ月続いて、体力は限界を超えてる

そこへ来て、またオシッコが出ないなんてそれこそ致命的ニャの。

この日はパピがお仕事でお出掛けしてて、
マミ一人だったけど、病院へ連れて行ってくれた。

もう猫バッグ(キャリーバッグ)に入れられても、起き上がれない

横向きに倒れたままで、連れて行ってもらうというより、
ただ運ばれてる感じになってしまった。

起きていられないワタシを見て、
先生は看護婦さんに指示して診察台の上に毛布を敷いてくれた。

静脈からお注射で利尿剤を打ちたかったけど、
吸収されずに溜まってる点滴で手も足もパンパンだった。

先生は必死で静脈注射打てるところを探してくれたけど
見つからなくて、結局、筋肉注射で利尿剤を打ってもらった。

帰りしな、看護婦さんが
手足に溜まってる輸液が体を冷やして寒いかも知れないので、温かくしてあげて下さい
と教えてくれたの。

ペットボトルにお湯を入れて、そばにおくといいとも教えてくれた。

マミは帰宅後、パピが冬場に使ってる
足元用の電気マットを探したけど見つからなくて、
膝掛け用の電気毛布を引っ張り出してきた。

パピとマミと一緒に寝てるベッドの下側に電気毛布を敷いて、
その上にいつも使ってるブランケットを乗せて、更にペットシーツを敷いてくれた。

何も出来ずにベッドへ横になって、
ひたすらお水、お水、お水…

あとは毎晩飲んでる血圧を下げるお薬を夜9時半に飲むだけ。
もう口もきけないし、グッタリ。

正直、もう自分で動けない。
床ずれが出来ないようにって、1〜2時間おきに、パピとマミが向きを変えてくれた。

そうして時々、ワタシのお尻の下を覗いては、その度にガックリしてた。

それでもパピとマミは諦めずに
しつこくお水を飲ませてきたけど、上手に飲み込めない。

オシッコが出なくなって2日が過ぎた夜、
ワタシもよく知ってるパピとマミのお友達がメールしてきた。

「スナック『まる』は営業してますか?」
断ろうか悩んだみたいだったけど、
ワタシも付き合い長いし心配して来てくれたのでお店を開けることにしたの。
どうせ、毎晩営業してるしね。

運悪く、ワタシがオエっとしてるタイミングで来たけど、
お口周りをキレイにしてもらって、スナック「まる」はきちんと営業できたの。

パピとマミは気の合う古いお友達が来て、
すっごい大笑いして楽しそうに飲んでた。

ワタシは久々に聞いた、パピとマミの本気の笑い声が嬉しくて、
ずーーーっとパピ達の方を見てたよ。

まぁ、もう目では何も見えてないけど、楽しんでるのが分かるし
「何をそんなに楽しそうにお話してるのかニャ?」って
気になったから、パピ達の方へ顔を向けてたの。

お店を閉めた後は、家族三人でグッスリ寝たの。

猫の腎不全でオシッコが出なくなってから〜腎不全猫の最期(1)
猫の腎不全でオシッコが出なくなってから(パピが泣いた日)〜腎不全猫の最期(3)
パピ、マミとお別した日〜腎不全猫の最期(4)