生後4〜5ヶ月の仔猫(雌猫)でも発情することはある
生まだまだ仔猫だから安心してたのに、エルが突然発情しちゃった
4〜5ヶ月の仔猫が発情したけど、今すぐ避妊手術するべき?
突然、エルの鳴き声が変わった。
生後4ヶ月と10日足らずしか経ってない。
▼生後4ヶ月と10日で発情したエル
エルは甘える時はすごくか細くてかわいい鳴き声、
嫌がる時などはキチキチキチ…という昆虫っぽい鳴き声だ。
それがいきなり、お腹から絞り出したような、太くてよく通る声で、人語のような何かを喋った。
でも、まだ小さいし、仔猫から成猫に成長する過程で声も大きくなるのかな?くらいに考えてた。
翌日、エルと康太の喧嘩の様子がこれまでと違うことに気付いた。
いつもは《噛みつき》《引っかき》《蹴り》という
猫の三大攻撃で、互いにやり合ってる
それが、今のエルはあまり攻撃せず一方的に康太にやられてる。
我が家へ到着した時は二匹ともほぼ同じくらいの大きさだった。
だが、一週間も経たないうちに康太の方がどんどん大きくなって、今では康太の方が明らかに大きい。
だから、気持ちは今までと同じでも、どうしても康太に負けてしまうのかな?と思った。
康太がエルをいじめてると思った私は、時々「康太ぁ!」と叱ったりしてた。
余談だが…
片方がもう一匹をいじめていた(と思った)
いじめられてる猫が川に落ちてしまいそうだった。
川縁だが、川までは10M以上の高さがあったし落ちたら大変だ。
わたしは「喧嘩しちゃダメ!」と叱った。
二匹は無事離れた。
が…後から夫に「あれは喧嘩じゃなくて交尾してたんだよ…」と言われた。
猫たちに申し訳ないことをしたと反省。
今回もそれと同じと気付いたのは、後になってから。
そうして、喧嘩の合間にはまたエルが
「あおーあおー」と変な声で鳴き続けてる。
この辺で、夫が「もしかしてエル発情してるんじゃない?」と気付く。
まだ仔猫だが、我が家にはオスとメスが揃ってる。
事が済んでしまってからでは困る!と、慌てて掛かり付けの動物病院へ電話した。
電話に出た看護婦さんには
「まだ月齢的にも早いし、多分遊びの延長だと思うから、
もう少し様子を見てみて下さい」
と言われた。
でも、様子見の一日目で、私と夫は発情を確信した。
エルが発情した時のふだんと違う行動
▼まだ二匹一緒に抱っこできた
遊びの延長じゃない、完全に発情してると確信したポイントはいくつかあります。
- 鳴き声がおかしい(野太い声で叫んでる)
- お尻を突き上げて、後ろ足を踏み踏みする(お尻をふりふりする感じ)
お座りができないくらい、お尻を上げまくり。 - ご飯をあまり食べない
- 床の上で、砂浴びするみたいにお腹を出して転がる
- やたらに股を舐める(砂浴びとコンボで連チャン)
- 康太と喧嘩しても攻撃せず、ひたすら康太にマウントポジションを取らせる
康太は顎の下や胸、首などを噛む - 陰部から透明で生臭い液体を出す
康太がその臭いをすごく嗅ぎたがる
これは絶対発情だ!と確信したので、康太とエルをとりあえず隔離、動物病院へ電話した。
男はつらいよ〜康太は興奮したら即去勢!!
病院が忙しくて週をまたいだが、様子を説明するとすぐ先生に「発情してますね」と言われた。
4ヶ月ちょっとの仔猫が発情なんてない、ない…と言っていた看護婦さんはビックリしながら謝ってくれた(笑)
ただ、先生には、仔猫だしまだ小さいので、できれば避妊手術はなるべく先延ばしにした方がいいと言われた。
以前、避妊・去勢手術の時期を相談した時にも同様のこと(=体ができあがってから手術しましょう)は、言われていた。
仔猫は生後半年とか早々と避妊してしまうと、体に痒みが出るんだそう。
前猫は生後半年で避妊手術したのがが、自分でお腹の毛を舐めてしまい、ずーっとツルツルだった。
死ぬ数年前には毛ふさふさになったが、17〜8歳まではお腹に毛がなかった。
私はてっきりストレスだと思っていたが、避妊手術の時期が早すぎて痒かったせいなのかと納得した。
そうと分かれば、やはりエルの避妊手術はなるべく先延ばしにしてあげたい。
先生曰く、オス猫が一緒にいる場合、発情期間は大体一週間くらいらしい。
なので、今回の発情はこのままやり過ごして、次に発情したら避妊手術する。
もしくは、もし今回の発情で(交尾できていて)すでにかかってしまっていたとしたら、年明けくらいには分かるので、その時に避妊手術する。
私たちは、先生の言うことに従うことにした。
ただその間に雄猫の康太まで発情したら、(康太を)即去勢手術だ。
一応、当初の予定としては康太を年明けくらい(月齢7ヶ月弱)に、
エルは来年の3〜4月くらい(月齢8ヶ月過ぎ)に、
それぞれ去勢・避妊手術しようかと相談していた。
私的には今回エルが発情してとても焦ったが、エルの長い人生(猫生)を考えるとずっと痒がっているのも可哀想なのでそのプランでいくことにした。
それにしても…先週、瓜実条虫に感染してるのが分かり、薬を飲んで駆虫したばかりだと言うのに、
お腹の調子が良くなったら早速発情って…。
動物病院からの帰り道に夫が言い放ったひとこと
「康太は興奮したら、即去勢!」
どうにもおかしくて、夫と二人で大笑いしてしまった。
▲まだまだ仔猫の康太だが…メス猫に誘われて、この後発情するようになる
4〜5ヶ月のまだ小さいメス猫だけど発情しちゃった動画
▼お尻を突き上げて、後ろ足を踏み踏みするエル
▼お尻突き上げてから、ゴロゴロと転がってお腹を見せるエル
▼エルが発情した時の鳴き声(おまけ)
クリックで再生
※10秒くらい?で音声が消えてるような部分は、実は隔離部屋にいる康太の声が入ってます。
康太の声に反応して、その後、エルもまた発情時の声で応えてます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません