猫好きな世界を平和にする。少なくとも、マミの人間関係を少し円滑にしたのニャ!
スナックまるへようこそ~~~~(m–)m
残念ながら、ワタシは先月死んじゃいましたが、幽霊まるとなって更新してますのニャ〜〜〜~(=^–^)
マミを嫌っていたお局様が実は猫好きだった!!
昨日の『仔猫の避妊手術が早すぎると体がかゆくなっちゃう?!』で猫の手帖のこと思い出したんで、猫手つながりの思い出話をひとつ書くニャ♪
※猫の手帖〜既に休刊になっているが、猫好きの間ではとても評判の良かった猫の月刊誌。
今から15年以上も前のことニャ。
まだワタシがシニア猫になる直前くらい。
マミは当時、派遣のお仕事をしていたの。
派遣と言っても、昔の派遣はいまの派遣とは全然違って、何の保証も福利厚生もないけれど、お給料だけは多くもらえる(時給が高い)仕事だった。
でも、3ヶ月更新とかなので評価が悪ければ直ぐ切られると言うリスクもある。
マミは正社員になるのが嫌いで、派遣すら嫌がってたけどワタシと暮らしていくために派遣のお仕事をしてた。
同じフロアにいる女性は正社員が3人、お局様と経理の子と新人さん。
後から派遣が増えたけど、マミは最初の派遣だった。
当時の派遣と言うと、事務職として求められることは完璧にできて更に何か特別なスキルがあるから時給が高いと言うイメージだったらしいニャ。
(ちなみにマミは特別なスキルは無くて、ただ近所だから決めたと言っていた…)
お局様は、スキルの高い派遣が自分たち正社員よりも高い給料で雇われて入ってくるというのが気に入らない。
「(マミ)さんは派遣なんだから○○くらい当然できるわよね?」
というのがお局様の口癖。
お局様に要求されたことがたまたますべてマミの出来る事だったので良かったと言ってたよ。
でも、お局様はそれが余計に気に食わニャい。
「かかってくる電話は一番に取って!」
「流し台の掃除当番にも入れるわよ」
「この書類急ぎで作って!」
…とことあるごとに、マミに仕事を振ってきたらしい。
他のフロアでは掃除当番は社員だけだった、掃除当番やらされてる派遣はマミだけだったよ。
他の社員たちは10時からと14時からでおやつタイムを満喫したり、お昼休みも1時間たっぷり取って、業務時間でもずっとおしゃべりしてるような会社だったのに、マミにだけ仕事を作ってくれたの(笑)
でもマミがそのフロアの業務の流れを教わろうとしても、お局様は「自分だけが把握してる」状態を維持して皆に頼られたいから、肝心な事は教えてくれない。
それでいて面倒や難しいことなどを指示してくる。
マミは「会社っていうところは怖い、やっぱり社員になんて絶対なりたくない」と言ってた。
ところが、ひょんなきっかけでマミが猫を飼っているという情報をお局様が耳にしたの。
「(マミ)さん、猫飼ってるんですって?」
何と、マミが猫を飼っていると知った途端、お局様の態度が180度変わったのニャ!
お互いの猫の写真の見せ合いっこしたり、お局様が愛読してる猫雑誌「猫の手帖」をマミに毎月貸してくれたり。
この猫の手帖のおかげで、マミは(ほんの少しだけど)猫についてお勉強できたのニャ〜〜〜
お局様が「まるちゃんは何才なの?」と聞いてきて、マミが6才と答えると「じゃあ、もうすぐシニア年令だから、シニア年令になったら食事もシニア用に飼えないとダメよ〜」と教えてくれたの。
※当時は仔猫と成猫、そして7才以上は老猫という大まかなくくりだった。猫の餌もシニアは大きくひとくくりで、11才以上だの13才以上だの細かい区分けはなかった。
マミはそういうの全然分からないので、猫の手帖に広告が載ってた《サイエンスダイエット》をワタシにくれるようになったよ。
何年かして婆ちゃんちの猫が死んで、残りの《ドクターズダイエット》をもらって、そのままドクターズダイエットに移行して最後まで食べてた。
つまり、よく分からないまま、知らずにプレミアムフードがメインの食事になってたの。
これはワタシの健康と長生きに大いに役立ったと思うニャ!
だから、お局様には感謝しないといけないのニャ〜〜〜(=゚-゚)ノ
しまいにはお局様に誘われて一緒に猫イベントへ出かけたり、飲み会でも仲良くお話するようになってた。
もちろん、もうマミがお局様に意地悪されることは(ほんのちょびっとしか)なくなったのニャ。
「まるのおかげで人間関係がだいぶスムーズになったよ〜」とマミが言ってた(ฅ`ω´ฅ)
大変なのは最初の2〜3ヶ月だけで済んだって。
猫好きは世界を平和にする良い例だニャ。
きつい性格のお局様も猫好きには意地悪するのをやめたよ。
「本当猫好きで、まるを飼ってて良かったわ〜」とマミがしみじみ言ってたのニャ〜〜〜~(=^–^)
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