腎不全の猫と覚悟ができないマミの話

風邪ひとつ引いたことなかったけど、気付いたら腎不全になってた

21才の年寄り猫なのに、これまで病気らしい病気もしたことないし、年取っても元気いっぱい!
世の中の猫が皆そうニャればいいのに…
そうだ、ワタシの暮らしぶりでニャンコの長生きに役立ちそうなことを日々綴っていこう!

そんなつもりで取ったのが「猫長生き」のドメイン
21才の誕生日からでも始めたいニャ!って言ってたのに…
マミがぐずぐずして、なかなかブログの準備をしてくれなかった。

それで、どんどんずれこんで…やっと準備してくれたその翌日くらいには、腎不全と言われてしまった。

そこまでひどくなる前に気付いてあげられれば…ってすごく悔しがってた
実際、腎不全と分かった時には既にクレアチニンも尿素窒素も機械の測定範囲をブッちぎる程悪化してたし。

そんな状態だから、マミにもパピにもあまりできることはなかった
ネットで腎臓食を買ってくれたり、手作りスープとか色々工夫したりして、何とか口から食べ物を取って欲しかったのは分かってた。
でも、もうたいがいひどい状態でお水も飲めなかった。

点滴に通院し始めてから、自力ではほとんどお水飲めなかった。
口が痛くて。
口内炎?みたいなのができてたから。

腎不全になると口内炎だか歯肉炎だかになるみたいだね。
口が痛くてご飯が食べられなくて…それでマミが異変に気付いた

せめて年に一度でも血液検査なりしておけば良かったと言ってた。
最後に検査したのは秋葉原へ越してくる直前。
何の問題もなくて、マミは「さすが、まる!」と褒めてくれたの。
当時すでに16〜7才。
充分過ぎるシニア猫だったけど、健康だった

それで安心しちゃったのもあるし。
用もないのに、健康に見えるのに、病院行かないもんね。

口内炎だか歯肉炎ができて、ご飯が食べられなくて…
目から鼻水みたいな目やにが出て、マミは風邪を引いたと思ったって。

ワタシは生まれてから21年間、風邪ひとつ引いたことなかった。
でも、さすがに死ぬ前の1年ちょっとは痩せ細ってたし
毛がバサバサしてる時もあった。
それも年取って太ってると病気になるから、痩せててもしょうがないと納得してたんだって。

かなりの年だったし、風邪を引いてもしょうがないと思ったみたい
けど、風邪じゃなかった。
風邪なら良かったけどね…

腎不全と分かってからはお水どころか、
ご飯だってまともには食べられなかった
ニャ…
スプーン半杯とかを舐める程度が限界

通院で点滴に通ってた一ヶ月ちょっとは、本当に点滴と根性だけで残りの生命力振り絞って、何とか息してたよ。
だって、ワタシに頼りきりだったマミは何の心の準備もできてないし、
突然死んじゃったら、気が狂っちゃうかも知れない。

パピは一緒に暮らし始めた頃からずっと心配してた。
マミはワタシが死んだら、ペットロスになるんじゃないかって。

実際、ワタシが腎不全になったら、あわあわしちゃってた。
その日その日の、すぐ目の前のことしか考えられてない風だったし。
腎不全と言われた日も、パピはまずマミを心配してた(笑)
何とかマミに気をしっかり持たせようとして、あれこれ言い聞かせたり指示したりしてたよ。

パピはワタシが腎不全になったせいで、ワタシの看病とマミの心配、両方しなくちゃいけなくなったの。
パピは偉いの。
とっても優しくて世界で一番なの!

マミに覚悟ができるまで待ってあげたいから、すごく頑張った

最初は点滴がよく効いた
病院とも病気とも無縁の生活だったし、多分生まれて初めての点滴だからね。
点滴パワーでワタシが部屋をうろつく姿を見て、マミは相当希望を持ってた。

けど、その後は・・・
オシッコが出なくなってはビビリ、
目が見えなくなってはビビリ、
口からアンモニア臭がしてはビビリ…

皮下点滴や利尿剤でどうにか生命力の絞りかすまで押し出して頑張ったよ。
大好きなマミとパピと、一日でも、一分でも、一秒でも長く居たかったから。
気持ちが途切れたら終わりだったし、そうなったらもう二度とパピにもマミにも会えない。

けど、しょせんはどれも対症療法。
自力でご飯も食べられない、お水も飲めない状態なのに、良くなるわけもなかった

マミには、それが分からなかった。
点滴や利尿剤の効き具合で一喜一憂してクタクタになってた

けど、段々と具合の悪さが増して、ひどい状態の日が増えていくと、マミの中にも少しずつ覚悟みたいなのができていったよ。
いま目の前のワタシの症状しか見えない・考えられないマミにも、ようやく、もう無理だってことが分かったみたい。

パピは口に出して確認できないものだから、
マミにいつか来るお別れを遠回しに覚悟させようとしてた。

死ぬ前の前の日。
マミが一生懸命、優しい声でお歌を歌ってくれた。
何年ぶりだろう?
昔はよくお歌を歌ってくれたものだけど…
それを聞いたら、マミは心のどこかでそろそろお別れなんだと分かったんだなと思った

そういう覚悟みたいなのが心にあること自体、マミは嫌だったと思う。
覚悟なんて出来てないと言う感じで、あえていつも通りの生活をしようとしてる部分もあった。
けど、普段通りにしようとしても、どこかいつもと違ってた。

心の弱いマミに覚悟っぽいものができて、ワタシも少し安心した。
何より、もうどの対症療法も効かなくなってきてた
限界だった。
最後の最後に(マミが砕いた)カリカリを自力でひと舐めした。
それだけのことに大喜びするマミの姿は、相変わらず馬鹿っぽくて可愛かった。
それが本当に限界だった。
つらくて苦しかったひと月とちょっと。
最後まで苦しくて、叫んだまま目も閉じられずに終わっちゃった

人間でも目を見開いたまま死ぬ人は稀だって聞いたことがある、本当かどうかは知らニャいけど。
最後の最後が苦しいなんて残念だけど、それ以外はまあ上々だった。

ワタシには世界で一番のパピが出来たから!
パピには毎日「大好き♪」と伝えてたつもり。
パピはきっと分かってくれてた。

ニャン生って素晴らしい。
パピの娘になれて世界一幸せだったの!

ワタシが死んで一週間後には、パピとマミは新しい猫を二匹もらってきてた。
でも、それでいいのニャ。
わんぱく盛りの二匹の仔猫にいたずらされて部屋中追いかけ回してればいい、
遊び盛りの二匹の仔猫とクタクタになるまで遊んであげればいい、
悲しんだり泣いたりする暇があるなら、新しい猫を構ってあげればいい。

猫も人間も、人生短いんだから
めそめそして過ごしたりしニャいで欲しいの!

病気知らずだったワタシ。大好きなパピに抱っこされてマズルもぷっくりしちゃう(=´∇`=)

病気知らずだったワタシ。大好きなパピに抱っこされてマズルもぷっくりしちゃう(=´∇`=)

腎不全と分かる半年近く前のワタシ、パピのお膝はワタシの定位置。パピはゲームしてるけれど(汗)

腎不全と分かる半年近く前のワタシ、パピのお膝はワタシの定位置。パピはゲームしてるけれど(汗)




動物病院の思い出-1

初日に遭遇した、痙攣してるフェレット

マミとパピが昨日奇しくも二人同じく、ワタシの夢を見たって言ってた。
だからというわけじゃないけど、久々のブログ更新。

動物病院について書くニャ(=´∇`=)

ワタシは『ワタシは風邪ひとつ引いたことのない健康優良猫だったのニャ( +・`ー・´)』でも書いた通り、死ぬ直前までいつも元気で病気知らずな猫だったの!

だから、あまり病院には行った覚えがニャい。
すんごく小さい仔猫の時代に予防注射?に1〜2回行ったような気がする。

あとは耳ダニと椎間板ヘルニア的な症状の時にちょっと。
だから、動物病院のことはほとんど知らないの。

最期の腎不全の時に一ヶ月ちょっとだったけど、毎日通院した
マミとパピと毎日三人で動物病院へ通ったの。

そこには色んな患者さんがいたの。
その中でも一番印象に残ってるフェレットのことを思い出しながら書くよ!

最初にその動物病院へ行った時、先客が2組いた。
犬とフェレット。

犬が先に呼ばれて、診察室に入っていった。
そのまま順番に行けば、次はフェレットで、その次がワタシだった。

そうこうする内に、また患者さんが到着。またしてもフェレットだった。
フェレットの飼い主は受け付けを済ませて、待合いの椅子に座った。
ちょうど、ワタシたちの隣。

床に置かれたケージの中で何かがピクピクと痙攣しているように見えた。
マミも、パピも気付いてたみたい。
ジロジロ見たら悪いし、けど隣だから目の端っこに映っちゃう。

すると飼い主さんはケージから痙攣していた何かを取り出した、フェレットだった。
膝の上に乗せて撫でてあげてるけど、やっぱりまだピクピクしてる…

そう言えば、さっき受付のお姉さんが電話口で早く病院へ連れてきてとか何とか言ってたけど、それかな…?

で、ワタシは思ったの。
痙攣してるフェレットを先に見てあげて!

診察室から犬が出てくると、看護婦さんがワタシたち順番待ちの2組に聞いてきた。
後からきたフェレットが救急だから先に診ても良いですか?って。

ワタシたちも先に待ってた別のフェレットの飼い主さんも「どうぞ」を順番を譲った。
だって、痙攣してるんだもの。
1秒だって待ちたくないよね。

もし順番通りで痙攣してるフェレットより先にワタシが呼ばれたら、そのフェレットを先に診てあげてと言うつもりだった。

飼い主さんは頭を下げてお礼を良いながら診察室に入って行った。
糖尿病で低血糖の発作を起こしちゃったみたい。

ワタシの通ってた動物病院は診察室と待合室がガラスで仕切られた。
ガラスの壁は天井まで届いてなくて、中の様子が丸見えなら診察のやり取りも丸聞こえだった。

フェレットも糖尿になるんだ、低血糖の発作起こすんだ…と驚いたよ。
ワタシも腎不全だから他人のこと言えないけど、動物も人間も同じ病気になるんだニャ!

帰りには痙攣もおさまったみたいでケージで疲れ果ててた。
飼い主さんは帰りがけにもワタシたちにお礼を言って帰って行った。
良かったのニャ・・・
帰りがけに、マミはフェレットが痙攣しててすごく怖かったと言ってた。
本当に心が弱いニャ…

そう言えば、しばらく後にそのフェレットとまた通院が重なった。
もう痙攣してなくて、普通に順番待ちして診察してもらってた。
低血糖は怖いから、糖尿病になったちゃんと通院しなくちゃダメなのにゃ〜

今回分かったこと。
フェレットって思ったよりも全然小さいニャ。

座椅子に変な格好で座って寛いでたら写真を撮られてしまった

座椅子に変な格好で座って寛いでたら写真を撮られてしまった(*ノωノ)